子供に優しい中華店

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またも、ふとラーメンとチャーハンが食べたくなり、ふらっと入った中華料理屋。
席に着くなりタバコのにおいがしたので、見渡すと遠くの席でサラリーマンのおっさん達が会社の愚痴を言いながら吸っていた。

しまった。ついふらっと、喫煙禁煙とかなんにも考えず入ってしまった。
最近は周りに吸う人も吸う環境もなくなってるので、煙のにおいに敏感になってる。以前よりもずいぶんと鼻につくようになった。
今からでも出るか。しかし上着も脱ぎ、すっかり着席してしまっているのであきらめた。
しかたなくそのままラーメンとチャーハンを注文し食す。

これがうまい。

ラーメン屋ではなく中華料理店のうまさ。
と舌鼓を打っていたら、若いママさんが2人、小さい子供の手をひいて入ってきた。
すると出迎えた中国人女性店員が、全て喫煙で、禁煙席はないことをまっさきに伝える。
ママさんは少し残念そうな顔をしつつ何の迷いもなく店を出て行った。
あれ?
店員さん、私には言ってくれなかったのに。
言ってくれたら私も入らなかったのに。
でも確かに、この煙の状況の中にあの小さな子供ふたりを置いとくのは他人の私でも嫌な感じがする。
そういう、子供への配慮、優しさであって、私のようなオッサンにそんな愛のようなものが与えられるはずもなく。
オッサンは大人なので、くさいと思ったら自分から速やかに店を出れるよう頑張ろうと思いました。