ささいな事でまだまだ若いと自惚れる

最近めっきり肉を食べなくなった、と思っていた昨今、
ある日突然「肉が食べたい、肉、食いたい」と思い立ち、最近よく耳にする目にする“いきなりステーキ”なるところへ行ってきました。
肉を欲するなんてまだまだ若いじゃないかと薄ら笑いを浮かべながら店頭へ着くと、なにしろ初めての私にはシステムが分からず注文が難しそう。
店内をのぞくとひとり客が多く、それぞれ黙々と肉を食らってる様子は牛丼チェーン店のようにも見える。

意を決して入店。
まず間違えたのが、何を思ったのか先払いだと思い、レジへ向かおうとすると
「何名様ですかぁ?」
と声をかけてもらって席を提示されたので助かった。普通に後払いでした。
噂では肉の種類とか何グラムとか選べるということでしたが、なにしろ初めての私には難しそうなので、ランチセットぽいやつにしようかと。
それでも200g、300g、450gとあり、さすがに450は無理だろう、最近小食気味の私には200gが最適だと頭では考えながらも、何を見栄張ったのか
「300gで」
と口走ってた。
そして運ばれてきたのが↑(写真)
かなりのレア具合なので、肉の赤い側面等をまだアツアツの鉄板に当てる。これもそう説明書きがあったので助かった。でも書かれてなくてもそうする。それくらいのレア具合。
なんとなく塩コショウはされてる感じなので、薄味がいい私は目の前にあったソースビンに入ったソースを少しづつかけて食す。
300gは意外にペロリといけた。ここでも自分はまだ若いと錯覚をする。
周りを見ると、ポットに入ったソースをかけて「じゅうぅ~」と音を立ててる。あ、これもソースだったのね、お茶か何かと思ってた。次回は「じゅうぅ~」をやってみるか、と、また来るつもりになってる。なにしろこんなに肉々しい肉を食べたのはひさしぶりで、肉食った感もじゅうぶんにあって満足。

それにしても私よりも後から来て私よりも分厚い肉を頼んで、私より早く食べ終えて帰った人がいた。その人のおかげでセットじゃなく肉の重さで頼む人は一度別カウンターへ行くことが分かったわけですが、その人が食べるの早いのか、私が遅いのか。確かに時間かけて肉をよく噛んでたので、アゴが心地よい疲労感。
このへんが歳ですな。