最近妙に考えすぎるきらいがある

西地区の守備体系をみると、わずかだが排水溝の隙間に小隊が入り込めるスペースがあることに気づく。隊長のコニシはそこに気づかない。それを私から提案することが最適かどうかに悩む。そのうちにサワロフが私と同じような事に気づいた。目がみるみる気色ばんで今にも口から排水溝の事を言おうとしている。

ガンダムの背後から小隊で何が出来るというのだろう。
そここそが疑問でしかないが、我々にはまさに人柱となって生贄になってでも
ガンダムに挑んだということがきっと大事なのだ。
結果は関係ない。
行動と過程をもって、後世に伝えることが軍の役目なのだから。
だが、遥か大昔 喧伝が喧伝を呼び 何もかも引き返せずに
大きな戦争になってしまった国があった。
人とは歴史とは繰り返しながら、生きていくのだろう。