ナシレマ

アジアのご飯もの探しは続いております。先日のカンボジアに続いてマレーシアにはナシレマなるものがあると聞いて店を探すと、青山にあるマレーアジアンクイジーンというお店にたどり着きました。
写真付きのメニューを一応ひと通り見て、他の美味しそうなものに目移りしますがそこは初志貫徹。ナシレマを頼みます。
店内はマレーシアのかたと思われる人がけっこういます。ひとり客。あるいは旅行用スーツケースを持った家族連れ。若い女性3人は日本への留学生でしょうかそれとも技能実習生でしょうか。皆、店員さんと母国語で気さくに会話してます。そして西洋のかたもいます。
現地のかたが来るということは美味しいのでしょう。どんな味なのかは全く想像できませんが、期待は高まります。
そして来ましたマレーシアの国民食ナシレマ。
よく見るエビチップスみたいなのとその奥にあるのはカレーみたいなもの。トマト、キュウリ、ゆで卵はいいとして、この煮干しみたいなのはなんだろう。そしてピーナッツ。日本人にとってはなんとも不思議な組み合わせ。小瓶に入ったソースはけっこう辛い。お好みで、ということなんだろうけど、斜め向かいの1人女性客はご飯にかけたりして、これが空になるまで美味しそうに食べてた。
まずはカレーらしきものからいただくと、これが美味しくていいお味。もしかしてここはカレー料理も美味しいのではと思わせる。そして中央のご飯もひと口。ココナツミルクの香りがふんわりと広がる。
エビチップスもかじりながら、問題はこのピーナッツと煮干し?の扱いですが、なんとなく全体を混ぜ混ぜしながらいただきました。ときおり辛いソースをかけながら。
最初は量が少ないんじゃないかと思ったけど、ご飯は見た目より多く、ピーナッツのせいもあってか?けっこうお腹にたまる。
未知なものと向き合いながら、なんだかんだ最後まで美味しくいただきました。
アジアは奥が深い。