最高に旨いエア寿司 ~築地・鮨桂太~

青山桂太(あおやまけいた)
北海道岩内町出身。「鮨菜和喜智(札幌)」「鮨水谷」「鮨太一」で修行し、2017年29歳で独立。2019ミシュランで星ひとつ獲得。

酢は鮨太一と同じ私市醸造(きさいちじょうぞう)の江戸前赤酢。「かなり濃くて、ドロドロした感じのコクのかたまりみたいな」主人談。

一、ヅケ(大間産180キロ)
二、小鰭(熊本県天草)塩して酢〆し2日おく。シャリにおぼろをつける。
三、大トロ(ヅケと↑同じ)「手に吸いつくしっとりとしたいい鮪」主人談
四、蛤(鹿島灘)鮨太一と同じ仕込み。煮ツメではなく煮切り醤油をつける。「甘すぎないように気を付けてる」
五、細魚(気仙沼)かんぬきと呼ばれる大きいサイズ。塩して余分な水分をとり、シャリにおぼろをつけて握る。
六、鯖 しっかりしめる。「自分自身、青魚くささが得意ではないので」主人談
七、青柳(厚岸)さっと湯通しして氷水で冷やす。ヒモもいっしょに握る。
八、車海老(鹿児島)最初は頭に火を通して、次に全体に10~20秒くらい火を通す。おぼろをはさんで握る。
九、鰆(銚子)皮をあぶって10分ほどヅケに。わさびではなく和辛子。
十、穴子(対馬)握る直前に蒸す。

おかわりの一貫は細魚。