最高に旨いエア寿司 ~西麻布 鮨いち~

佐藤陽一(さとうよういち)
愛知県豊橋市出身。専門学校卒業後、「寿し屋の勘八」で寿司の基礎を学び、その後数店の寿司店で修業を積む。2015年36歳で独立。

一、喉黒(長崎県対馬)棒寿司風に、シャリに大葉、かんぴょう、ガリ、胡麻をまぜ、喉黒は皮目をあぶる。赤酢のシャリ。

二、泥障烏賊(三河湾)裏にも包丁をいれる。塩と酢橘で。米酢のシャリ。
三、鱚(千葉県富津)塩して少しおき、皮目を湯びきして冷水へ。身の側だけ2時間ほど昆布〆に。
四、中トロのヅケ(宮城県塩釜 114キロ)だし醤油(出汁は昆布とマグロ節)につけてから握る。
五、小鰭(熊本県産)酢〆して2日おく(〆は浅め)
六、鰻(三河一色)タレにつけて炭火で炙る。実山椒をつぶしてのせる。

七、白海老(富山湾)4時間昆布〆する。
八、馬糞海胆(北海道礼文島)と紫海胆(宮城県女川)
馬糞海胆を蒸し器で蒸した後、シャリとまぜる。その上に紫海胆をのせる。紫海胆のクリーミーさと馬糞海胆の甘い、濃厚な味、2つの違いがよく分かる。

九、穴子(千葉県富津)炭で炙って握る。ゆずをふって。
十、トロたく