健美

↑タイトルは店の名前です。
TV番組「マツコの知らない世界」の影響力は絶大だ。これを見て、タンメンは野菜の汁だけで作ったものと知って俄然興味がわいた。今まで普通のラーメンに野菜をのっけただけかと思ってたもんで。
番組で紹介された美味しそうな店へ行ってみるも、至極当然に行列ができてるわけで、なんのためらいもなく即座に引き返します。

さて、何を食べるか。あえて時間をずらして行ったので店によってはブレイクタイム中でもある時間帯。気分的には蕎麦。自分的には十割蕎麦。道の脇に立ち尽くしてダメもとで検索すると近くにあった。営業もしてる。

すがるようにして入店すると、フレンドリーな店員さんが迎えてくれた。年齢的にも振る舞い的にもその男性は店主のようにも思える。
マニュアル通りに、会社に言われる通りに何も考えずに必死感だけが出てるおもてなし接客が嫌いなわたしにとって、この男性店員の接し方は好きだ。やはり年の功か。接客にはその人がずっと積み重ねてきた人間性が出る。

行列に並ばないだの、自称おもてなし接客が嫌いだの、わたしのこのめんどくさい感じも長年の歳の積み重ねの結果だ。

というわけで、十割の田舎蕎麦をいただきました。