クラブハウス (電話BOXは思春期の記憶)



巷で話題のクラブハウスをやってみた。
音声でのSNSというんでしょうね。
ワタクシはそんなにSNSを活用していないほうなので
そちらには疎くて、人と繋がったりとかなかなかに人見知りだし
もう既に表に出るような活動はしていないので
そんなことも必要ないというのが現状である。
ただし、昔とった杵柄といいましょうか
芸人の端くれ界隈で水面を静かに打つような活動や
大仰な芸名で自主製作の隅っこでの活動などで得た人脈という名の田圃の用水路みたいな水脈で、まだ僅かな水を得てクラブハウスデビューしました。
専ら聞くほうじゃなくしゃべるほうで。
しかも毎週木曜日の夜に喋ってます。
が、
誰も聞いてくれてないようです。
元芸人
現女優
元俳優・芸人
の三人で話す会話はただの仲良しの電話と一緒です。

そう

まさしく電話のようなもので、わちゃわちゃ会話してるのを
誰が聴くのだろうかと悩みますけど、そんなもんどうでもいいです。
若かりし頃、まだ電話といえば家電か電話BOXだった。
あの頃、あんなに電話してた懐かしい記憶は
携帯電話の登場で変わっていき、今じゃ文章で事足りる世の中だ。
あの、何時に電話かけるね。って約束して電話していた。
約束した時間を必ず守らないといけない世の中だった。
今じゃ電話するのも疎まれるほどなのに。

あ。

だからか
声を聴くことで繋がることがクラブハウスの本当の魅力なのだろうか。