文字USTREAM9「同僚に無理やりキス」


川越
「ダビデさん、事件です」

ダビデ
「どうした」

川越
「同僚の女性警察官に無理やりキスをしたとして、元警察官の会社員男性(60)が強制わいせつの疑いで捕まったそうです」

ダビデ
「なに?「元」とは言え、警察官だった男が何をやってるんだ」

川越
「男は警察官として在職中だった昨年10月、飲食店で複数の同僚と飲食していた場で、女性警察官の顔を押さえて無理やりキスをしたそうです。男は今年3月に定年退職していて、警察は6月に女性警察官の被害を把握。男は調べに対し「好みの女性だった」と話しているそうで」


ダビデ
「なんと警官だった時の話しか。こりゃいかん、いかんぞー。しかも昨年10月ならまだコロナまっさかりだ。そんな時に複数の同僚と飲食とはますます許せん」

川越
「た、確かにそうですが、気になるのは被害者との関係でして」

ダビデ
「ほう?なんで?」

川越
「女性警官の年齢は出てないのですが、無理やりキスした元警官が60歳、その『同僚』ということは同年代なのでしょうか」

ダビデ
「なるほど、老いらくの恋か」

川越
「もしくは女性警官がもっと若いなら、たとえば20代、30代だとしたら、その年代と『同僚』ということはいったい…」

ダビデ
「出世もせずに定年、ということか」

川越
「上司が若い部下にセクハラ、とかはよく聞きますが、この『同僚』というのが引っ掛かりまして…」

ダビデ
「確かに…この男の人生が気になってくるな」

川越
「まぁ、いずれにしろ無理やりキスっていうのはダメですけど」

ダビデ
「それ以前に、コロナ渦での飲み会ってのもダメだろ」

川越
「そこ、こだわりますね」

ダビデ
「当たり前だ。まさかフーコーよ、このご時世に飲み歩いてなんかいないだろうな」

川越
「も、もちろん。サイゼリヤにすら行ってません」

ダビデ
「そうか。サイゼリヤに行かないなんてこれほどの苦行はないな」

川越
「はい…」